ポリグロッツは、同社が提供するAI英語学習サービス「レシピー for School」が、経済産業省「探究・校務改革支援補助金2025」の交付対象事業者に採択されたことを、4月16日に発表した。同補助金を活用してサービスの試験導入を希望する学校・自治体の募集開始にあたり、個別相談会を実施する。

探究・校務改革支援補助金2025は、教職員の業務効率化や省力化を図るため、学校活動支援サービスの導入を行う事業者に対して経費を補助する取り組み。全国の中学校・高等学校・自治体などの教育機関は、2025年度の対象期間中、無償で学校活動支援サービスを導入・利用できる。補助金交付申請期間は、4月17日から5月8日の15時まで。交付は5月22日以降、順次決定される。
レシピー for Schoolは、英語学習アプリ「レシピー」を教育機関向けにアレンジしたAI英語学習サービス。生徒に英語の自学自走を促し、教員の負担を軽減して、英語を教える際の課題も解決できる。主な機能は次のとおり。
スマートアサインメント機能
レシピー for School内の記事や動画コンテンツ、あるいは教科書や教員の選んだ記事を入力するだけで、授業や宿題に活用できる単語や内容理解の問題、ライティング・ディスカッションのトピックなどをAIが自動で生成する。この機能により、問題作成や採点、生徒ごとの学習進捗管理などの教員の負担が軽減される。

マイレシピ機能
AIが自動で毎日の学習カリキュラムを作成する機能。アプリ内のレベルテストで単語、リスニング、文法、リーディング、スピーキングの各技能を、5段階にレベル分けしてAIが自動生成する。
また、同補助金を活用してレシピー for Schoolの試験導入を希望する学校・自治体に向けて、個別相談会を実施する。Zoomによるオンライン形式で、随時開催する。中学校・高等学校の教員や管理職、教育委員会が対象。なお、レシピー for Schoolを過去に導入したことがない学校限定となる。
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