Yondemyは、同社のオンライン習い事サービス「ヨンデミー」を、小学校教員を対象に無償提供するプロジェクトを、3月22日から開始した。同取り組みを通じて、全国の小学校教員の読書教育指導を支援し、子どもたちの学びと成長をサポートすることを目指す。また同日から、同プロジェクトへの参加申し込みの募集を受付開始した。

同社が提供する「ヨンデミー」では、AIを活用したキャラクター「ヨンデミー先生」によるサポートと、アプリ内の楽しい仕掛けによって読書をゲーム以上に楽しくするとともに、読書習慣の定着と成長をサポートしている。これまで、家庭での読書習慣づくりをサポートし、多くの子どもたちの成長を支えてきた。
近年、子どもたちの読書離れが深刻な課題として指摘される中、学校における読書指導の重要性が高まっている。しかし、現場の教員からは「子どもたちの読書への関心をどう高めるか」「主体的に本を読む習慣をどう育てるか」といった悩みの声も多く寄せられている。
こうした状況の中で「ヨンデミー」の利用者とのインタビューを通じて、小学校の教員から「授業や学級運営に読書指導のノウハウを取り入れることで子どもたちの読書意欲が向上し、読書習慣が定着した」という声が寄せられた。3分読書や「ビブリオバトル」(参加者がおすすめの本の魅力を語り合いながら、どの本が一番読みたいかを投票で決めるプレゼン大会)などさまざまな取り組みを試したところ、実践すればするほど子どもたちが読書にハマっていき、今まで読んでいなかった本にも興味を持っている実感があったというエピソードが寄せられた。
この実体験をきっかけに、より多くの教員に読書教育の力を実感してもらい、教育の最前線にいる教員と力を合わせて読書教育を広げていきたいという思いから、同プロジェクトを開始することとした。
同プロジェクトでは、教員が「ヨンデミー」を無償で利用できる。さらに「ヨンデミー」が培ってきた読書教育のノウハウを学び、授業や学級運営に生かせる。
同プロジェクトの内容は以下の通り。
- 月額2980円の「ヨンデミー」を無償で提供
- 限定コンテンツ(教員同士のコミュニティなど)
応募資格は小学校教員。無償提供の期間は定めておらず、永久に無償提供する予定としている。無償提供への応募は、専用フォームからの申し込みが必要となる。
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