メイツは、同社の運営する「中高一貫校専門 個別指導塾WAYS」が、同塾に通う中高一貫校生の保護者を対象に実施した、科目選択の時期や理由に関するアンケート調査の結果を、3月18日に発表した。同調査は、2024年10月30日〜11月10日の期間に行われ、414件の有効回答を得ている。
調査対象者に、従来の「センター試験」と「大学入学共通テスト」の違いを知っているかを尋ねたところ、「あまり把握していない」という回答が6割近くを占めた。

大学受験に際して、大学入学共通テストの受験は考えているかを尋ねた質問では、「検討中」が約40%でもっとも多かったものの、僅差で「使う」が続いている。一方、「使わない」という回答は2割弱にとどまった。

子どもが進路選択済みという対象者に限定した、大学入学共通テストの利用状況を文理別でみると、文系では「使う」(28.7%)という回答が理系と比較して少ない一方、「使わない」(31.5%)という回答は理系の3倍ほどに達している。理系では「使う」が50%超となり、「使わない」は約10%と少数だった。


共通テストを「使う」と答えた人にその理由を尋ねたところ、「(志望校の受験に)利用が必須だから」「共通テスト利用による受験を考えているため」が上位を占めている。「その他」の回答には、「内部進学や自己推薦型選抜と併用したいから」といった一般受験以外の受験形式との併用を理由とする対象者もみられた。

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