Asian Bridgeは、ネオキャリアと協業し、高校の部活と企業をつなぐ新たな支援モデル「Bスポンサーズ」の提供を開始することを、3月14日に発表した。

同サービスは、高校部活の資金難と企業の採用課題という双方の課題を解決し、国内における「企業」「部活」「スポーツ」の発展を支援することを目的としている。企業がスポンサーとして部活動を支援することで高校生との早期接点を持つことができ、長期的な人材確保につなげることが可能となる。
「Bスポンサーズ」の概要は以下の通り。
企業向けスポンサー特典
- 会社説明会:スポンサーを務める部活動の部員向けに会社説明会を実施
- 公式試合観戦:スポンサー企業が試合を観戦し、部活動との関係性を深める機会を提供
- バナー掲載:Asian BridgeのSCCプラットフォームサービス「SportsBank」内のバナーに採用情報を掲載
学校サポート
- スポンサー企業からの資金提供により、部活動の安定運営を支援
- 「SportsBank」の部活動管理ツールを提供し、活動の効率化を支援
- 保護者が日々の活動記録を確認
- スコアシートによる試合管理の効率化
- アーカイブ配信機能で練習記録を残せる
同サービスは、全国の高校を対象に提供される。地域を問わず、どの学校でも企業スポンサーとしての参画が可能。
「Bスポンサーズ」提供の背景
日本は「部活大国」と呼ばれるほど部活動が盛んな国であり、高校生の多くが部活動に加入している。しかし近年、多くの部活が限られた予算の中で運営され、遠征費や用具購入費の捻出に苦労しており、経済的な理由で思うように活動できない部活動が増えている。
一方で、企業も採用市場では人材不足が深刻化し、特に地元企業は優秀な若手人材と出会う機会が限られている。高卒の就職活動では「一人一社制」などの制限があり、企業との接点不足から高校生が適切な職場を見つけにくく、早期離職も課題となっている。
このような状況を受けAsian Bridgeは、ネオキャリアが立ち上げる高校の部活と企業をつなぐ新たな支援モデル「Bスポンサーズ」に「SportsBank」を提供することとした。企業がスポンサーとして部活動を支援することにより、部活動に専念できる環境を作る。また、高校生は企業との新たな接点を通じてキャリア教育が促進され、企業は早期に高校生との接点を持つことで採用活動の際の母集団形成を行える。
「SportsBank」について
「SportsBank」は、無料で利用できるスポーツに特化したSCC(ソーシャルコミュニティコマース)プラットフォームサービス。情報発信やライブ配信といったSNS機能、試合やトレーニングに特化したスコア記録やヘルスケア機能、新たな収益を生み出す有料会員機能、チケット販売機能など、スポーツライフを支える機能を通じてスポーツに関わるすべての人を応援する。

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