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チエルの語学学習支援システム「CaLabo MX」、Ver.6.0でリアルタイムでの回答管理や多言語のレコーディングに対応

 チエルは、同社の提供する語学学習支援システム「CaLabo MX(キャラボ エムエックス)」を、3月にVer.6.0へとバージョンアップする。

 「CaLabo MX」は、「聞く」「話す」「読む」「書く」に特化したクラウド型の語学学習支援システム。授業時間外やスマートフォンでの学習も可能なBYODに対応し、授業支援機能も備えている。

 今回の、Ver.6.0へのバージョンアップでは、「CaLabo MX」を利用している教員から寄せられた、日々の授業での細かな困りごとやニーズに応えるべく、機能改善に注力し、実際の教育現場で役立つ改善を多数盛り込んだ。

 具体的には、アンケート回答に回答時刻が表示されるとともに、回答順で表示されるようになった。アンケート機能を利用した授業中の単語テストにおいて、誰が早く回答したのかを容易に確認でき、テスト進行状況についてリアルタイムでの把握を可能にした。回答が遅れている学生には、個別の声かけや追加のサポート提供が容易になり、回答順が表示されることによって学生の間に競争心を芽生えさせ、学習意欲の向上にもつなげられる。さらに、早く回答する学生は学習内容の理解度が高いと判断できるので、習熟度把握にも役立つ。

 あわせて、レコーディング課題において録音した結果を文字化して、自身の発音がどのように認識されたかを視覚的に確認する機能が追加された。従来は、英語または教材と同じ言語でのみ発話を認識・文字化していたが、録音時の言語を16言語から任意に指定可能になった。英語以外の言語での録音テストの実施や、通訳の授業において録音した訳の教員への提出などもできるため、活用の幅が広がる。対応言語は、英語(米語、イギリス)、日本語、韓国語、中国語(簡体字、繁体字、台湾)、ドイツ語、フランス語、イタリア語、スペイン語、ロシア語、ポルトガル語(ポルトガル、スペイン)、タイ語、インドネシア語となっている。

 また、課題指示欄の文字数制限廃止、穴埋め問題でのカッコごとの正答率集計といった機能の実装も予定している。

 さらに、これまでは学習者モニター、URL一斉送信、メッセージ送信、グループ会話、インカムといった機能を活用するために必要だったエージェントプログラム(CaLabo Agent)が不要となった。インストール作業の負担も大幅に削減されるとともに、速やかな利用が可能。なお、従来通り「CaLabo Agent」をインストールしての利用もできるため、教育機関の環境やニーズに合わせた、柔軟な運用が選べる。

 そのほか、教育DXが加速して、クラウド環境を利用した学習環境の標準化と相互運用性が求められ、標準規格としてLTI1.3が注目されている中、「CaLabo MX」はLTIツールとして「Moodle」とシームレスに連携可能。クラス情報や履修者情報を「Moodle」から取り込み、教員によるクラス設定の手間を大幅に削減できるようになった。

 「Moodle」からのシングルサインオンも可能となり、学生は複数のシステムにログインする煩わしさから解放され、スムーズに授業へ参加できる。あわせて、「CaLabo MX」で作成した語学学習の課題やアンケート、小テストなどを「Moodle」から直接起動できる。教員は「Moodle」を通じた一元的な課題の配信が可能になり、学習管理の効率化が図れる。今後は、学習履歴の連携も予定しているという。

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https://edtechzine.jp/article/detail/12204 2025/03/11 07:00

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