ちゅうでん教育振興財団は、4月1日に募集を開始する「ちゅうでん教育振興助成」および「ちゅうでん教育大賞」(論文)の応募概要を、3月3日に公開した。

「第25回ちゅうでん教育振興助成」では、2025年度中に全国の小・中学校で実施される優れた教育上の試みや、教職員を対象とした教育に関わる研究集会やセミナーなどへの助成を行う。
対象は、全国の小・中学校および特別支援学校(小・中学部)の教職員個人、または教職員グループで、専修学校・各種学校は対象外。学習指導要領の実施に役立つ多様な分野にわたる教育実践・研究や、家庭や地域社会と連携した多様な分野にわたる教育実践といった、今日的な教育課題の解決につながる実践および研究を募集する。
助成金額は、学校内で行われる多様な教育実践を対象とした「学校支援コース」が10万円〜30万円、複数校の教職員による研究・研修である「団体研究コース」が10万円〜50万円。助成件数は140件程度で、応募締切は6月13日(必着)。
「第24回ちゅうでん教育大賞」では、全国の小・中学校などで行われた教育活動の実践に関する研究、および成果をまとめた論文を広く募集し、優れたものを表彰する。
応募資格の対象は、全国の小・中学校および特別支援学校(小・中学部)の教職員個人、または教職員グループで、専修学校・各種学校は対象外。研究題目は自由となるが、2024年度を含む期間の「小・中学校、特別支援学校(小・中学部)において実施された教育活動の実践に関する研究および成果」を応募対象とする。さらに、総合的な学習の時間、特別活動を含む全教科領域が対象に含まれ、SDGsを題材とした学習やICT活用といった、多様な教育実践論文を募集している。
大賞(1件)には賞状および副賞50万円、優秀賞(2件)には賞状および副賞各20万円、奨励賞(10件程度)には賞状および副賞各5万円が贈られる。
提出形式は、A4判で40字×30行が18枚程度(図表・写真などを含む)。応募締切は5月30日(必着)。
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア