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埼玉県鴻巣市、部活動地域移行の実証事業において鴻巣ブレス総合型スポーツクラブの連絡・運営ツールに「Sgrum」を採用

 ユーフォリアは、埼玉県鴻巣市が進める部活動地域移行の実証事業において、運営を委託された鴻巣ブレス総合型スポーツクラブに、連絡・運営ツールとして同社の「Sgrum(スグラム)」が採用されたことを、1月9日に発表した。

 現在、全国で公立中学校の部活動改革として、学校部活動を段階的に地域のスポーツクラブや地域の指導員へ委ねる「地域移行(地域展開)」が進められている。スポーツ庁・文化庁は2023年度から2025年度までの3年間を「改革推進期間」として、休日の部活動について、地域の実情などに応じて可能な限り早期の地域移行実現を目指すようガイドラインを示している。

 こうした動きの中、生徒の名簿管理、保護者への連絡、スケジュールの共有、部費の徴収管理など、地域クラブ運営効率化のため「Sgrum」は全国の市区町村で導入されている。

 鴻巣市では、現在鴻巣市教育委員会や地域スポーツ・文化芸術団体、学校、保護者などの関係者が連携・協働して持続可能な部活動改革に取り組んでいる。2024年度は市内公立中学校全8校の男女バスケットボール部を対象に、休日の部活動地域移行を実証事業として開始した。運営団体の鴻巣ブレス、鴻巣市教育委員会、各中学校、保護者の連絡や、参加名簿の管理、実施アンケートなどを行う運営業務ツールとして「Sgrum」が採用された。

 「Sgrum」はスクール・部活動運営管理のためのDXプラットフォームサービスで、プロスポーツ団体のスクールやアカデミーの連絡網、指導者と保護者をつなぐアプリとして活用されている。アプリの機能として、会員への連絡網機能を基盤に、月謝徴収ができる「オンライン決済(クレジットカード・コンビニ支払い)」サービス、チーム内でグッズやユニフォームの販売管理ができる「物販機能」など、スクール運営に必要なサービスなどを提供している。

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https://edtechzine.jp/article/detail/11955 2025/01/10 14:45

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