プラスアルファ・コンサルティングは、みずほリサーチ&テクノロジーズとともに、長野県喬木村へ教職員の負担軽減と教育DXの実現を支援する統合型スクールマネジメントシステム「ヨリソル」を提供し、AIを活用したプッシュ型子育て支援の高度化を推進することを12月25日に発表した。喬木村の同取り組みは、こども家庭庁の実施する「令和6年度 こどもデータ連携実証事業」に採択されている。
同実証において、みずほリサーチ&テクノロジーズは子ども支援や教育分野をはじめ、幅広い領域におけるデータ利活用に関する豊富な知見と経験を活かした支援を行う。プラスアルファ・コンサルティングは、教育データの見える化から志願者管理、成績、学習記録、出欠、LMS、授業評価アンケート、退学・不登校の予兆検出まで、教育機関に必要な機能をワンプラットフォームに集約する、統合型スクールマネジメントシステム「ヨリソル」を提供し、同製品の豊富な導入実績とAIを活用したデータ分析のノウハウを活かした支援を行う。これらの支援により、喬木村の目指すプッシュ型・アウトリーチ型支援の実現を推進していく。
3者の具体的な役割として、喬木村はこども家庭センターを中心に同実証を統括管理し、データ連携の仕組み構築、個人情報の取り扱いに留意した必要データ収集、潜在的に支援が必要な子どもや家庭の早期把握を行う。また、支援が必要な子どもや家庭に対して関係機関と連携し、プッシュ型・アウトリーチ型の支援を実施する。同実証を通じて、プッシュ型・アウトリーチ型の支援を実現し、こどもデータ連携ガイドラインへの反映を目指す。
みずほリサーチ&テクノロジーズでは、事業全体の推進支援、データ項目選定支援、法的整備支援、支援への接続促進、効果検証支援などを担う。実証主体である喬木村の検討を伴走支援して、効果的かつ円滑な事業推進を実現する。
プラスアルファ・コンサルティングは、利用データの選定支援、こどもデータ連携の仕組み構築支援などを担当する。統合型スクールマネジメントシステム「ヨリソル」を提供して、喬木村が保有するさまざまなデータを「ヨリソル」上で統合・可視化し、AIを活用した分析を行うことによって、支援が必要な子どもや家庭を早期に発見する仕組みの構築を行う。
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