ドバイのNOBORDERZ(ノーボーダーズ)は、JTBによる社会体験学習プラットフォーム「Potential Meets You Academy(PMY Academy)」のための空間を、J&J事業創造と共同でAI×Web3.0メタバース「XANA(ザナ)」上に構築したことを、12月4日に発表した。
「PMY Academy」は、JTBによる全国の中学校・高校を対象とした探究学習の導入支援で、日本・世界をリードする企業の事業活動をメタバース空間で学習できる。NOBORDERZはJTBやJ&J事業創造と連携して、ICTを活用した探究学習機会の拡大、「GIGAスクール構想」の推進支援、通信環境や教育現場のニーズに応じた運用モデルの提供について、メタバース技術により実現していく。
「PMY Academy」は、社会と関連付けた学びを通して生徒たちが多くの可能性に出会い、学ぶことの楽しさを知り、進学や職業選択の視野を広げて、自らの人生を力強く歩んで行けることを支援するプラットフォームで、おもな学習プログラム(探究課題)は以下の通り。
- 横断的・総合的な課題
- 賛同企業が解決に向けて取り組んでいる社会課題
- 地域や学校の特色に応じた課題
- 生徒の興味・関心に基づく課題
- 職業や進路に関する課題
同プラットフォームでは、生徒がメタバース空間をアバターで巡り、興味関心に合わせた学びを深められる。回遊性が高く、学習者個人の興味関心に応じて学習できる。
12月以降は、三菱UFJアセットマネジメントの「ウエルビーイングと豊かな未来のための資産設計」、第一三共ヘルスケアの「セルフケアを意識して、いつでも自分の力を発揮しよう」、ニチレイフーズ「わたしたちの未来の食事・安定した食糧の供給を冷凍技術が担う」、インフロニア・ホールディングスの「インフラが担う、わたしたちの環境と暮らしの未来」、明治ホールディングスの「カカオから世界で起こっている社会問題を学ぼう」といった教室が、公開を予定している。
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