プログラミング能力検定協会(以下、プロ検)は、エデュケーショナル・デザインが提供する小中学生向けエンタメ型プログラミング教材「デジタネ」と10月に連携が決定したことを、10月15日に発表した。
「デジタネ」は、「マインクラフト」や「Roblox」で学ぶプログラミング教材として導入されている。
これまで「デジタネ」では、プログラミング能力を定量的に評価することで生徒の学習成果の可視化とさらなる成長を促したいという思いがあった。一方で、プログラミングレベルを客観的な指標で可視化できるプロ検では、個々人のプログラミング能力を証明するほか、定期的に受験することで成長プロセスも把握できる。そのため子どもたちの自信につながり、より自発的な学びが期待できると評価されている。
こういった背景のもと、この度「デジタネ」を利用している教室およびオンライン学習ユーザーに対し「デジタネ」を通じてプロ検の受験機会を提供することが可能になる。楽しくプログラミングを学ぶ環境に子どもたち自らの自信につながる「評価指標」を掛け合わせ、学びと評価の両輪からプログラミングスキルを培う環境の提供を目指すべく連携が決定した。
プロ検は多様な教育機関で実施されており、子どもたちのプログラミング学習への意欲喚起や学習継続のきっかけとして、また受検者や教育者が個人のプログラミング能力・技能を可視化した上で効果的な学習・指導につなげられるツールとして活用されている。現在プロ検はビジュアル言語版、テキスト言語版(JavaScript/Python/Java)のどちらにも対応しており、さまざまなレベルの人が受検できる。
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