MetaMoJiは、リアルタイム学習支援サービス「MetaMoJi ClassRoom 3」の販売を10月15日に開始した。1端末あたりの税込価格は年額5280円(塾や企業は別価格)、自治体プラン(児童生徒の人数に合わせた自治体向けの一括購入プラン)はオープン。
「MetaMoJi ClassRoom 3」は、個別最適な学びと協働的な学びの一体的充実やオンライン教育といった、GIGAスクール構想の第2期で必要となる、指導法や学習法に対応した学習支援ソフト。現行商品で高く評価されているリアルタイム性と書き味のよさ、基本機能はそのままに、新機能の追加とWebアプリケーションとしての操作性の最適化が行われた。
おもな機能としては、まずデジタルノートがある。デジタルノートは、ワンタップでノートを開いてメモをすぐに書け、2画面活用で学習が捗る「メモ帳」や、お気に入りのペンを複数保存可能でペンの選択により思考を途切れさせない「筆箱」、重要箇所にマーカーを引いて確認でき、シートで隠して繰り返し習得可能な「暗記シート」で構成される。
カレンダー機能では教材の使用日時ごとに表示され、すぐに学習に取り掛かれるようになっている。あわせて、ファイルを探す手間がかからず、1日や前時の振り返りに便利な「リフレクション」機能も用意する。
また授業支援機能として、学習状況を見つつ個別指導や授業運営、伴走支援ができる「オンライン巡視」、ひとつのノートで一斉・個別・協働を連続で実施することが可能で、あらゆる授業設計に対応する「学習モード」、自治体内でノートを共有できるほか、自治体外の学校との遠隔合同授業も可能にする「校外ノート共有」といった機能も備えている。
さらに、GIGAスクールに最適な管理・運用機能も搭載する。自治体と学校が連携して管理・運用でき、OneRosterに対応する「新名簿管理」や、学級編成未登録でも招待コードで授業を実施可能で、新年度にすぐ運用を始められる「招待」、複数校に所属できログイン後に学校を切り替えて指導可能な「複数校所属」機能などがある。
なお同製品はWebアプリケーションであり、利用にあたってサーバを用意したり、端末にソフトウェアをインストールしたりする必要はない。最新OSを搭載するChromebook、iPadOS 17以降を搭載したiPad、Windows 11/10搭載パソコンに対応し、対応WebブラウザはChromebookがGoogle Chrome、iPadがSafari、WindowsがMicrosoft Edge(Chromium)またはGoogle Chrome。
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