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EdTechZineオンラインセミナーは、ICTで変わりつつある教育のさまざまな課題や動向にフォーカスし、最新情報をお届けしているWebメディア「EdTechZine(エドテックジン)」が主催する読者向けイベントです。現場の最前線で活躍されているゲストの方をお招きし、日々の教育実践のヒントとなるような内容を、講演とディスカッションを通してお伝えしていきます。

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イベントレポート(働き方改革)

男性教員の育児休暇取得のリアルとは? 管理職への相談、経済面など気になる話題を経験者が語る!

クジラボ「男性教員の育休トーク~4人のパパ先生のリアルな声をお届けします~」レポート


【伊藤陽祐先生】妻と入れ替わる形で育休取得。コーチングなど自身の学びも

伊藤先生:2024年4月から、妻と入れ替わる形で育児休暇を取得しています。3人目が生まれた際、養護教諭だった妻は産育休が丸6年となり、「仕事に戻りたい、復帰したい」という気持ちが強くなっていました。一方、私は子どもが生まれてから仕事中心の生活から発想を転換し、定時で帰るなど自分なりの「働き方改革」をしてきたのですが、「自分の子どもともっと向き合う時間がほしい」と思うようになりました。そこで、妻と交代する形で育休を取ることを決意しました。

 昨年の夏休みごろに校長に相談したのですが、すでに子どもが生まれてしばらく経っていたので、戸惑われていましたね。まもなく許可は頂いたのですが、事務職員や教頭以外の教職員には今年の3月まで知らされませんでした。

 育児休暇中は毎朝5時に起きて、夜は子どもを寝かしつけながら21時ごろ就寝しています。ワンオペでの家事や子育ては大変ですが、スキマ時間にはコーチングなど自身のスキルアップの時間も確保しています。

育休中の1日のスケジュール
育休中の1日のスケジュール

 育児休暇の取得によって、十分に子どもと接することができ、本当にかけがえのない時間が持てたと実感しています。それは教員という職業においても、育児をがんばっている保護者に寄り添えるなど、大いに役に立つと感じています。もちろん、パートナーの気持ちがわかり、感謝の気持ちが生まれて、これからの夫婦生活の重要な礎になることは間違いないでしょう。そして、自身の学びの時間が作れることについても、メリットを感じています。育児休暇は当然、子どもや妻のためではありますが、改めて自分のためにも育児休暇を取ることが大切だと考えています。

 これから育休を取ろうと考えている方には「自分が取りたいなら、育休は絶対に取ったほうがいい」と伝えたいです。パートナーとの綿密な話し合いは必要ですが、周りの目は気にしなくてもいいと思います。ただ、秋田先生、楠本先生もそうでしたが、私も4月の年度初めから1年間育休を取りました。育休を取るときは、先に校長や教頭に相談するなど、計画的に調整することが大切だと思います。

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【金子綱基先生】出産前休暇も経験。自ら選んで決めることが大事

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この記事の著者

伊藤 真美(イトウ マミ)

エディター&ライター。児童書、雑誌や書籍、企業出版物、PRやプロモーションツールの制作などを経て独立。ライティング、コンテンツディレクションの他、広報PR・マーケティングのプランニングも行なう。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です


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