河合塾は、高等学校教員と教育行政担当者を対象にした「高等学校におけるICT教育推進セミナー~実践のコツと落とし穴~」を、11月2日にオンラインで開催する。参加費は無料。
コロナ禍を契機に高校へのICT教材の導入は一気に進んだ。一方で、利活用や定着に課題を感じている学校も多くある。河合塾が2023年に実施したアンケートでも「教員間のICTスキルの差」「教員間の温度差」「生徒の活用促進」といった点を課題と感じている教員の声が数多くあった。
これは個々の授業での利活用に加え、学校全体としてバランスよくICT教育を推進していくか、といった観点からも今後克服が必要となる。
今回のセミナーでは、活用先進校の事例について、管理職の教員と現場で推進する教員がそれぞれの立場から「ICT教育推進のコツと落とし穴」を語る。ICT教育担当として試行錯誤している教員のほか、学校全体や地域全体に普及を推進する立場の管理職や教育委員会の教員も参考にできる。
開催日時は11月2日の13時~15時で、Zoomを使用して行われる。参加対象は、ICT教育/ICT教材の活用を推進する学校管理職、ICT担当教員、教育行政担当者。参加には事前の申し込みが必要で、締め切りは10月30日の17時となる。定員は先着300名で、定員に達し次第締め切られる。
セミナー内容
- 第1部:事例報告(管理職の視点から)/神奈川大学附属中・高等学校 学校長 小林道夫氏
- 第2部:事例報告(現場教員の視点から)/千葉県立佐原高等学校 情報部部長 石毛恵太郎氏、京都成章高等学校 進路部 重原想大氏
- 登壇ゲストへの質疑応答
- 河合塾サービスの案内
- 関連リンク
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