スリーワンシステムズは、サーバレスで利用できるWindows用の授業支援ソフト「ラ・クラスルーム」の販売を、9月27日に開始した。
「ラ・クラスルーム」は、コストを抑えつつ必要最低限の機能を搭載している。モニタリングをはじめ、ネット禁止やロック機能などを利用可能な「Light Package(LT)」と、「LT」の機能に加えてファイルの配付回収や動画転送に対応し、クイックパネルも利用できる「Standard Package(ST)」の、2種類を用意している。
同製品は、教員にとっての「簡単、使いやすい」を追求したソフトウェアであり、教員用パソコンと生徒用パソコンにインストールすることで利用可能となる。別途、サーバの用意や特別なアカウント作成などは必要ない。
モニタリング機能では、クラス内のすべての生徒の画面を一覧で確認でき、教員は手元の端末から生徒の状況をモニターすることによって、教室内を見回ることなく生徒の様子を確かめられる。また、生徒の画面の拡大表示も可能となっている。
あわせて、教室のレイアウトに合わせた生徒のパソコンの座席位置指定や、生徒が利用しているアプリケーションなどの一覧表示、教員が使用しているパソコン画面の教室内の生徒用パソコンへの転送・表示に対応する。
さらに、文字や図形を書き込めるアノテーション機能や、生徒用パソコンの画面、マウス、キーボードをロックしたり、画面をブラックアウトさせる機能、生徒用パソコンを遠隔操作する機能、教員用パソコンから送信したURLを生徒用パソコンのWebブラウザで表示する機能、生徒用パソコンへのメッセージ送信機能、アプリケーションの起動や利用を禁止する機能、インターネットの利用を禁止する機能、パソコンの電源を一斉にオン/オフする機能も備えている。
そのほか「ST」にはこれらの機能に加えて、各機能をワンタッチで簡単に操作できる「ワンタッチパネル」、生徒の出欠状況をデータで管理する機能、生徒に対してアンケートを実施して、集計結果をその場で確認可能な機能を搭載する。
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