チエルは、『無線通信可視化・安定化ソリューション「Tbridge」 ネットワーク環境改善事例集』を8月に発行した。
同事例集は、GIGAスクール構想第2期において校内の安定した通信ネットワークの環境整備に必要不可欠なネットワークアセスメント(評価)と、改善に向けた取り組みに関する自治体の事例をまとめたものとなる。「Tbridge(ティーブリッジ)」を活用してネットワークアセスメントを実施している、大分県玖珠町教育委員会、福井県教育庁 教育行政課、茨城県つくばみらい市教育委員会の担当者へのインタビューに基づいてまとめられた。
各自治体の取り組み内容は、それぞれ見開き2ページで掲載され、学校のネットワーク課題の把握およびその解消を目指したさまざまな工夫、さらにモニタリングといった現在の活動状況などをわかりやすく紹介する。
なお事例集では「Tbridge」を導入したことでダウンロード速度、パケットサイズ、応答時間などがどのように変化したかを示すグラフやデータを掲載。自治体や学校現場で「Tbridge」を導入した場合の効果がイメージできるようになっている。
同事例集は希望者に無料で配布されており、チエルの営業担当者や同社の資料請求・問い合わせフォームで受け付けている。
「Tbridge」は、把握から改善、安定化までをフルタイム・フルオートで実施することによって、無線LANの問題を解決し、安定した無線LANの運用管理を可能にするソリューション。パソコンやタブレット端末といった、複数端末からデジタルコンテンツへ同時接続する際に発生しがちな「遅い」「よく切れる」「つながらない」といった問題を可視化し、その原因を制御することで遅延要因を解消する。
- 関連リンク
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア