ベネッセコーポレーションは、全国の小学生と保護者を対象に実施した、夏休みの宿題に関する調査の結果を7月17日に発表した。同調査は、「進研ゼミ」会員の小学1年生~6年生4664名に対して6月17日~24日に、保護者向けアプリ「まなびの手帳」に登録している小学1年生~6年生の保護者1728名に対して6月14日~20日の期間に行われている。
調査対象者のうち小学生の保護者に、自身が小学生だった頃と比較して、自身の子どもの夏休みの宿題の量はどのように感じるかを尋ねたところ、「少ないと感じる」という回答が56%を占めた。
小学生と保護者の両方に、夏休みの宿題の中でもっとも大変なものを尋ねた質問では、子ども・保護者ともに「自由研究・工作」が約4割でもっとも多く、以下「読書感想文」「日記・絵日記」が続いている。
小学生の保護者に対し、子どもの自由研究にどのように関わる予定かを尋ねたところ、何らかの形で「子どもの自由研究を手伝う」という回答が52%に達した。「手伝わずに子どもにまかせる」という回答は3%に留まっている。
小学生と保護者の両方に、夏休みの宿題は必要かを尋ねた質問では、小学生の6割、保護者の8割が「必要だと思う」と回答した。夏休みの宿題が「必要だと思う」理由としては、小学生からは「夏休み前までの学習の復習」、保護者からは「学習習慣づくり」「生活のメリハリ」を期待する意見が多く寄せられている。
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア