JMCは、神奈川県川崎市の「川崎市GIGAスクール構想教育データ利活用環境整備等業務委託」を受託したことを、7月9日に発表した。同市が推進する「かわさきGIGAスクール構想」のステップ3としての「誰一人取り残されない個別最適な学び」の実現に向けて、教職員などがエビデンスにもとづいた児童生徒への支援ができるよう、教育データを利活用するための環境整備を行う。
同市では1人1台端末を日常的に活用しており、同事業では端末の活用により蓄積した児童生徒の学習などに関する各種データについて、児童生徒や教職員が合理的かつ安全に分析・可視化できるダッシュボードを構築する。
構築するダッシュボードは以下の通り。
- 学習の振り返りダッシュボード(児童生徒用、教職員用)
- 生活の振り返りダッシュボード(児童生徒用、教職員用)
- 川崎市学習状況調査ダッシュボード(児童生徒用、教職員用)
- 体力・運動能力調査ダッシュボード(児童生徒用、教職員用、教育委員会用)
- 端末・アプリケーション活用状況ダッシュボード(教職員用、教育委員会用)
JMCは同市が目指す学校教育の実現に向けて、教育ビッグデータの効果的な利活用方法を提案し、教育現場を支援していく。
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