EDUCOM(エデュコム)は、文部科学省の「次世代の校務デジタル化推進実証事業(令和5年度)」に採択され、ダッシュボード機能や汎用クラウドツールとの連携機能の実装、データベースの暗号化を実施し、次世代の校務DXに向けた校務支援システムの機能を強化したことを、5月30日に発表した。
同事業は、学習データと校務データとの連携強化推進などを目指して、校務支援システムベンダーが次世代における校務支援システムへのモデルチェンジを加速させ、自治体の次世代の校務支援システムへの移行を促進することを目的としている。
具体的には、以下の5つのテーマへの対応が校務支援システムベンダーに求められた。
- SaaSとしての提供
- データベースの暗号化
- 多要素認証対応
- 汎用のクラウドツールとの連携機能実装
- 学校および児童生徒に関するデータを児童生徒レベル・学級レベル・学校レベル・教育委員会レベルで統合して可視化するダッシュボード機能の実装
同事業への参加を通じて、すでに実装されていたものを含めて、「EDUCOMマネージャーC4th」に次世代校務支援システムとして以下のような機能を実装している。
「EDUCOMマネージャーC4th」は、同社がクラウドおよびオンプレミスで提供する、全国の小中学校向けに教員の校務効率化を支援する統合型校務支援システム。
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