Fusicは、同社が運営する連絡サービス「sigfy(シグフィー)」において、OpenAIが提供するGPT-4oのAPIを活用した「AIでメッセージ草案作成機能(β版)」「AIでメッセージ確認機能(β版)」の提供を開始することを、5月23日に発表した。メッセージの草案作成や文章校正の精度を向上させ、教職員の業務負担軽減を目指す。
「sigfy」ではこれまでChatGPT 3.5 TurboAPIを活用し、「AIでメッセージ草案作成機能(α版)」「AIでメッセージ確認機能(α版)」を提供してきた。5月13日にOpenAIから新たにGPT-4oがリリースされたことを受け、GPT-4o APIへのアップグレードを行った。これにより、メッセージの草案作成時の生成速度やメッセージ確認・校正時の質が向上している。
特に「AIでメッセージ確認機能(β版)」では、文章中の誤字脱字や文法の誤りをより的確に検出し、具体的な修正内容とアドバイスを表示することが可能となった。文章校正の精度が高まったことにより、教職員の業務であるメッセージの草案作成やメッセージの校正作業の効率が向上する。
旧バージョン(ChatGPT 3.5 TurboAPI)では、文章の確認・校正はできるものの、指摘理由に具体性の不足が感じられるほか、確認・校正漏れが起こることがあった。
新バージョン(GPT-4o API)では、より正確に文章の誤字脱字の指摘や文章内容の改善・アドバイスを提案できるようになった。
「sigfy」は学校連絡を安心・便利・楽にできる連絡サービスで、メッセージ送信機能、欠席遅刻連絡、アンケート機能が利用できる。オプションとして集金機能や問い合わせ受付機能もあり、安心安全で使いやすいサービスを提供している。
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