日本経済大学は、AIの活用によって教育の質の向上と大学教職員の業務時間削減を実現すべく、WHITEと「教育革新パートナーシップ」を4月25日に締結した。共同プロジェクト第1弾として、AI搭載バーチャルアシスタント「T-AI(ティー・エーアイ)」が教員の授業支援を行う授業を、5月に実証実験として開始する。
今回、日本経済大学と「教育革新パートナーシップ」を締結したWHITEは、マンガ動画コンテンツを活用してクイズ形式で問題を出題し、パソコンやスマートフォンで場所や時間を問わずに学習できるDX人材育成サービス「MENTER」を提供している。同社との共同プロジェクト第1弾は、学生1名に対して1台のバーチャルアシスタントという構成をとることによって、教育の質を向上させられるかどうかを検証すべく行われる。
授業では、学生一人ひとりの質問を「T-AI」が取りまとめて教員に伝えることで、学習の習得度を高められるようになる。また、出席確認や提出物管理といった事務作業を支援できる、新たな教育環境の創出を目指す。
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア