日本漢字能力検定協会は、全国の大学・短期大学を対象に実施した、「漢検」「文章検」の入試や単位認定などにおける資格活用状況に関する調査の結果を、2月15日に発表した。同調査は、2023年8月~10月の期間に全国の大学780校、短期大学286校に対して行われ、大学778校、短期大学282校から回答を得ている。
調査対象となる大学・短期大学に、「漢検」を活用しているかを尋ねたところ、67.6%(721校)が「漢検」を活用していることがわかった。活用校数は増加傾向にあり、2021年度に行われた前回調査と比較して75校増加している。また「漢検」を活用している721校のうち、96.3%(694校)は入試において「漢検」を活用しているという。
調査対象となる大学・短期大学に、「文章検」を活用しているかを尋ねた質問では、52.8%(563校)が「文章検」を活用していることが明らかになった。「漢検」と同様に活用校数は増加傾向にあり、2021年度に行われた前回調査と比較して83校増加している。また「文章検」を活用している563校のうち、98.6%(555校)は入試において「文章検」を活用していると回答した。
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