学情は、2025年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に実施した、「プレエントリー・選考参加」に関するアンケート調査の結果を、2月15日に発表した。同調査は、学情が運営するダイレクトリクルーティングサイト「あさがくナビ2025」への来訪者に対して、1月30日~2月7日の期間に行われ、348名から有効回答を得ている。
調査対象者に、就職活動でプレエントリーしたい企業数を尋ねたところ、「11~20社」(28.7%)がもっとも多かった。一方で、「1~5社」が19.3%、「6~10社」27.6%と、約半数が10社以下と回答している。学生からは、「プレエントリーする企業には、真剣に向き合いたい」「企業理解を深めた上で選考に参加したいので、増やしすぎないようにしたい」「選考に合格したら入社したいと思う企業に絞ってプレエントリーしている」「多くプレエントリーしすぎると、1社あたりの準備が手薄になってしまいそうだが、興味のある企業には積極的にプレエントリーしたい」といった意見が寄せられている。
就職活動でセミナーに参加したい企業数を尋ねた質問では、「11~20社」(26.7%)が最多となった。「6~10社」(25.3%)、「1~5社」(18.1%)がそれに続き、10社以下が4割超に達した。学生からは、「複数の企業に直接訪問し、自分に合う企業を見つけたい」「直接訪問し、社風がマッチするかを知りたい」「社員との座談会など、社会人と交流できるセミナーに参加したい」といった意見が寄せられている。
就職活動で選考に参加したい企業数としては、「6~10社」(34.8%)がもっとも多く、「11~20社」(25.3%)、「1~5社」(21.0%)がそれに続き、10社以下が6割近くを占めた。学生からは、「1社1社、丁寧に選考に参加したい」「インターンシップに参加した企業を中心に、すでに選考を受けている」「すでに内々定を得ているので、志望度の高い企業に絞って選考に参加する予定」といった意見が寄せられている。
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