はじめてのキャリアを選ぶ、就活サイト「ONE CAREER」を運営するワンキャリアは、夏季インターンシップへの参加を終えた2025年卒の学生を対象に実施した、「就職活動に関するアンケート」の結果を1月30日に発表した。同調査は2023年10月に行われ、289名から有効回答を得ている。
調査対象者に、サマーインターンの参加社数を尋ねたところ、「1~5社」(51.9%)がもっとも多かった。6割超の学生が6社以上のインターンシップに参加した2024年卒学生と比較すると、2025年卒学生は選考優遇の有無や関心度が高い企業や業界に絞った、量より質を重視したインターンシップへの参加意向がうかがえる。
インターンシップ形式ごとの満足度を尋ねた質問では、「対面開催×2~3days」では「とても満足」が64.1%、「オンライン開催×1day」では「とても満足」が32.7%と、大きな差が生じた。
参加した中で、もっともよかった対面インターンシップの内容・特徴としては、「社員と関わる機会が多い」(27.3%)が最多となり、「実際の事業課題に関するワークを行う」(15.9%)が続いている。「社員と関わる機会が多い」と答えた学生からは、「実際に社員と会話することによって雰囲気を感じ取ることができる」「社員とのつながりを持つことができ、業界や業務について説明会では聞けないくらいのざっくばらんなお話ができた」「社員の方の入社理由や志望理由、内部からみた企業の強みを知ることができる」といった意見が寄せられた。
参加する必要がないと感じたインターンシップの内容・特徴を尋ねたところ、オンライン/対面形式ともに「業界や企業などに関する講義」がもっとも多く、インターシップの場では「ここでしか学べないこと」を求めていると考えられる。
選考の各フェーズにおいて、オンライン形式と対面形式ではどちらが参加してよかったと思うかを尋ねた質問では、企業説明会・合同企業説明会・面接いずれも「オンライン」を希望する意見が最多となった。
- 関連リンク
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア