アフレルは、大学を対象にした「SPIKE プライム C言語プログラミングマスターガイド」の提供を開始することを、1月24日に発表した。
同教材では、C言語の基礎から、複数のセンサーとモーターを用いたロボット制御までを、半期で実践的に学ぶことが可能。機械系エンジニアがC言語をはじめとするプログラミング言語、ソフトウェアの知識や技術の習得を求められている中にあって、大学でのC言語の学びをよりよいものとすべく開発されている。
教材では、変数、型、代入、定数、四則演算、while文、if文、関数、戻り値、引数、インクルード、配列、ポインタ、構造体といった、さまざまな大学におけるC言語の授業で学ぶ内容がおさえられている。機械工学専攻の学生のC言語ファーストタッチで、座学だけでなく実際のロボットを動かしつつ学べる。なお、学習環境はバッチファイルによって一括構築されるので、授業準備の負担を軽減できる。
同教材の利用対象は以下の通り。
- 機械が好きな学生にとってC言語を学ぶ障壁が大きいと感じている教員
- 学生にC言語を一定レベルまで習得させたいが、限られた授業時間で多くの時間は割けないと悩んでいる教員
- 座学中心の授業で、学生への学びの定着率が低いと感じる教員
同教材では、ロボットとして「レゴ エデュケーション SPIKE プライム 基本セット」(SPK45678)が、コースシートは「楕円コース」(WRC0001)が用いられる。なお同社では、サンプル教材のダウンロードのほか、予約制で大学向けのオンライン個別相談会も実施している。
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