マイナビは、2025年3月卒業予定の全国の大学3年生、大学院1年生を対象に実施した、「マイナビ 2025年卒 大学生インターンシップ・就職活動準備実態調査(12月)」の結果を1月17日に発表した。同調査は、2023年12月20日~31日の期間に行われ、1108名(文系男子:179名、文系女子:411名、理系男子:258名、理系女子:260名)から有効回答を得ている。
調査対象者に、インターンシップ・仕事体験への参加経験について尋ねたところ、12月時点での参加割合は前年から3.3ポイント増の91.4%だった。
インターンシップの位置づけについて、当てはまるものをすべて選んでもらった質問(複数回答)では、「就職活動に向けた準備の場」(66.2%)がもっとも多い一方で、「早期選考に参加するための機会」も48.1%に達している。さらに、もっとも重要だと思うものを単一で選んでもらったところ、「適職を知るための機会」(24.0%)が最多となった。
インターンシップや就活準備での経験を通じて成長したと感じることとしては、「主体性」(30.2%)が前年と同様にもっとも多い。
インターンシップや就活準備での経験を通じて成長したと感じることとして「主体性」と答えた人に、その理由を尋ねたところ、「以前まであまり(主体性を)発揮する機会がなかったが、インターンシップに何個か参加する中で主体性を身につけることができた」「準備からインターンシップ参加までほとんど1人で動かなければならなかったため、物事に進んで取り組む力はついた」といった回答が寄せられている。
週休3日制についての認知度を尋ねた質問では、「人に説明できる程度に知っている」(8.6%)と「おおよその意味はわかっているが説明する自信はない」(37.5%)を合わせた割合が46.1%に達し、直近の3年間と比較して徐々に認知度が上がっていることがわかった。
週休3日制の企業に就職してみたいと思うかを尋ねたところ、「ぜひ就職してみたい」と「どちらかというと就職してみたい」を合わせた割合が、前年より3.0ポイント増の63.0%に達している。
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