小・中学生、高校生を対象にした学習塾を展開する錬成会グループは、すららネットが開発・展開するクラウド型学習システム「すらら」を3月に導入し、「新個別・アクティブクラス」として提供してきたが、内部生の一定のニーズが集まったため、6月の夏募集より外部生への提供を開始する。
「新個別・アクティブクラス」では、「すらら」を活用して幅広い学力に合わせた個別対応を行うとともに、講師が生徒1人ひとりに合わせたカリキュラム設計を行い、塾と家庭の両方での学習を促すことで、学習量を確保する。
すでに、自宅から80km離れた函館の「新個別・アクティブクラス」に週1回だけ通い、他の日は自宅で「すらら」学習の状況を講師がモニタリングするスタイルで成果を出すなど、広大な北海道ならではの活用も実現しており、手応えを得ているという。
まずは個別指導コースのなかった錬成会函館本部に導入するとともに、これまで講師採用が難しかった地方部から道内全域への、順次拡大を予定している。
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