AISUは、同社が提供する「数学バンク」において新たに高校範囲をリリースしたことを、12月19日に発表した。
今回のリリースでは、高校の範囲が無料体験で利用できる。12月から数I・Aのサービスの提供を開始(現在は数Ⅱも追加済み)し、2024年の1月末には数Cまでのリリースが完了する予定となっている。
「数学バンク」には、市販教材の解答のみがページ単位で登録されている(問題はないため教材が必須)。
生徒の解答の正誤を登録することによって間違えた問題の問題集をすぐ作成でき、塾や学校にある市販の教材を利用しつつ、さらに効率のよい学習が可能となる。以下のように市販教材で間違えた問題だけの問題集を30秒程度で作成できる。またこの問題の誤答管理もできるため、徹底的に苦手部分の演習が可能となる。
すでに多数の市販教材が登録されているが、ユーザーからの意見を優先して随時追加される予定。
そのほかのアップデート予定は以下の通り。
問題数のさらなる追加
今回の高校範囲のリリース終了後は、日々アップデートしている問題に加えて中学~高校範囲の問題数をさらに拡充していく。範囲はユーザーからの意見や要望のあった範囲を強化していく予定となる。
生徒が使用できるアプリの実装
「数学バンク」は講師のみが使用できるが、今後は生徒が類題を確認したり、解答を入力し誤答管理したりできるアプリを実装予定。現在、塾で生徒がプリントを自身で印刷できる機能を開発している。
「数学バンク」は塾の講師向けに作られた数学問題提供サービスで、タブレットやパソコンで使用できる。問題集作成、市販教材/教科書連動、誤答管理、学習データ分析など、講師の授業準備の負担を減らして授業を充実させるためのスマートエドテックサービスとなる。
デジタルとアナログの融合で、指導スタイルを変えることなく業務効率アップできる。直感的に使用でき、特別な設備の導入は不要。生徒とのコミュニケーションの充実と成績アップをサポートする。また無料体験も継続して実施している。契約するとタブレットが1台プレゼントされる。
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