ポールトゥウィンは、東京都教育委員会が開設する教職員相談窓口「先生たちのほっとLINE」の窓口運営支援業務を、12月1日に開始した。
「先生たちのほっとLINE」は、教職員が抱える課題を無料通話アプリ「LINE」を通じて匿名で相談し、解決するための取り組み。教職員のモチベーション維持やメンタルヘルス不調の未然防止を目的として、人間関係や業務上の悩みを気軽に相談できる窓口となっている。
この相談窓口は、2022年10月・11月に東京都教育委員会が実施した「都立学校教員勤務実態調査」の結果を受けて開設された。東京都教育委員会では「令和5年度教職員アウトリーチ型相談事業」の対象者約1万1000名を対象としている。
ポールトゥウィンは、窓口支援業務として相談システムの環境構築をはじめ、教職員の相談対応や専門相談窓口の案内といった、相談窓口の対応を包括的に提供する。
なお「都立学校教員勤務実態調査」によると、8割の教員が「児童・生徒の悩み・相談対応や授業準備に時間がとれない」と答えている。
さらに、「同僚や先輩に気軽に相談しづらい」といった回答が4割に達した。
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