パソナフォスターは、京都大学から学童保育所「京都大学キッズコミュニティ(KuSuKu)」(京都府京都市)を受託し、12月9日に運営を開始する。
「京都大学キッズコミュニティ(KuSuKu)」は、京都大学が福利厚生の充実およびダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン(DE&I)推進の一環として、同学の教職員・学生の教育研究や学業と育児の両立を支援すべく設置した学童保育所。
パソナフォスターは、児童にとって安全・安心な場所を提供するとともに、児童の考える力や研究心を伸ばし、健全な育成を図ることを目的に、モノづくり体験、科学実験といった多様な体験コンテンツを提供する。そして、これらの取り組みを通じて待機児童問題を解消し、大学の教職員・学生が安心して子育てをしつつ学べる環境づくりを行っていく。
利用対象は、京都大学に在籍する教職員および学生が保護者の小学1年生〜6年生で、保育時間は土日祝および京都市における小学校の長期休業(学年末・学年始休業日)期間の8時〜19時(延長は21時まで)。定員は35名。
同施設は、学会などで利用ニーズが多い土日祝日、小学校の長期休業期間に運営され、京都大学の教員で構成する委員会が教育学や脳科学といった観点から企画するプログラムを提供する。また、京都大学の研究者・外国人研究者の講師としての参画、および農場や博物館など同学の研究フィールドとしての活用も想定している。
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