アジラは、同社が提供するAI警備システム「AI Security asilla」の実証実験を、東洋大学白山キャンパスで開始したことを、11月14日に発表した。
安心・安全に対する社会的関心が高まっており、多くの人が出入りする大学キャンパスにも多数の防犯カメラが設置されている。しかし警備員の数には限界があり、多くの防犯カメラ映像から事件や事故を即座に検知し見逃しを防ぐことが課題となっている。
このような状況を踏まえて東洋大学白山キャンパスでは、学生・教職員と学びの場を守るため、さらなるセキュリティ強化を目指し「AI Security asilla」の実証実験を開始した。
防犯カメラ映像から人の行動を検知・通知できる「AI Security asilla」を利用することで、キャンパス内での事件・事故の減少や緊急事態における初動体制の強化を実現する。
「AI Security asilla」導入の概要
- 期間:2023年11月1日~2024年1月31日(3カ月間)
- 場所:東洋大学白山キャンパス8号館(東京都文京区)
- 導入目的:施設の安心・安全性を高める
「AI Security asilla」は、行動認識技術をもとにしたAI警備システム。既存のカメラをAI化し、異常行動や不審行動を検出したときのみ瞬時に映像を通知する。映像をモニタリングする警備員の業務を軽減でき、見逃しや見落としをなくすことが可能。
「AI Security asilla」の特徴は以下の通り。
- 特許取得の「違和感検知」で事件事故の予兆検知
- AIの眼で24時間365日モニタリング
- 既設カメラが利用可能、サーバー1台で最大50台分の映像を処理
- セキュアな環境で利用可能
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