コドモンは、北海道砂川市において、10月から公立中学校1施設に、11月中旬から公立保育所3施設に、12月から公立小学校5施設に、同社が展開する保育・教育施設向けICTサービス「CoDMON」が導入されることを発表した。
砂川市ではICTを導入することで保護者との連絡をよりスムーズにし、保育では保育士の業務負担の軽減を図り、小中学校ではスクールバスの位置情報管理と安全面の向上の実現を目指す。
砂川市における「CoDMON」導入機能(予定)は以下の通り。
保育所、小中学校共通で導入
遅刻・欠席などの連絡
登降園/登下校時間帯の遅刻・欠席などに伴う連絡を、保護者アプリから申請できる。保護者は時間を気にせず瞬時に施設へ報告でき、施設は電話対応することなくタブレットなどでリアルタイムに受け取れる。
お知らせ一斉配信
保護者への連絡は、クラスや園児、児童生徒を指定しあらかじめ登録しておいたテンプレートから選んで連絡事項を記載するだけで、簡単に情報配信を行える。メール配信のほか、スマホの通知機能やアプリ内で配信などあらゆる方法で情報を届けることが可能。
アンケート
保護者アプリ宛てに、出欠確認などに関する事前ヒアリングなどのアンケートを配信できる。クラスや年次ごとに配信先を設定できるほか、配信日時も自由に予約できる。
園児、児童生徒台帳
園児、児童生徒の名前・クラス・生年月日・健康情報(かかりつけ医師、アレルギー)・健診履歴・保育料設定および家族情報(緊急連絡先、メールアドレス)など、園児、児童ごとにあらゆる情報を一元管理することが可能。施設内での園児、児童生徒ごとの情報共有が容易になる。
資料室
施設の資料(クラスだよりや各申請書など)を保護者アプリ上で、カテゴリー設定やクラスを指定して公開できる。保護者はアプリ上でキーワード検索から必要な資料を絞り込むことが可能。資料が増えても容易に検索できる。
保育所のみで導入
登降園管理
園児の登降園時刻を、QRコードをかざして打刻することで、出席簿などの作成や延長保育料計算業務の省力化につながる。保護者はスマホアプリを使用して登降園/登下校の状況を家族と共有することが可能。
中学校のみで導入
バス運行管理・乗降管理
バスの車両に搭載されたGPS機能を利用して、保護者アプリやPCなどからいつでもどこでもバスの現在位置を確認できる。また登校管理機能を応用し、スクールバスの乗降時にQRコードをかざして打刻することで、保護者はスクールバスの乗降の状況を確認できる。
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