eboard、モリサワ協賛のもと「読みに困難を抱える子ども」の支援に関するオンラインイベントを12月9日に開催

　eboardは、モリサワ協賛のもと「読みに困難を抱える子の「これなら読める！」を目指して ーICTを活用した多様な学習支援を考えるー」と題したオンラインイベントを、12月9日に開催する。参加費は無料。

　eboardが開発・運営するICT教材「eboard」では、モリサワのフォント「UDデジタル教科書体」が選択でき、ディスレクシア（読み書き障害）などの子にも学びやすくなるよう配慮している。イベントでは「UDデジタル教科書体」の開発者であるモリサワの高田裕美氏、学校現場で特別支援教育に携わる井上賞子氏、ICT教材「eboard」の開発者である中村孝一氏が登壇し、それぞれの立場から読みに困難を抱える子への学習支援について講演を行う。

　開催日時は12月9日の14時～15時30分で、Zoomを使用して行われる。障害や認知の特性のある子どもと関わる教員、教育関係者、保護者など、誰でも参加できる。参加には事前申し込みが必要。

　モリサワの「UDデジタル教科書体」は、デジタル教科書をはじめとしたICT教育の現場に効果的なユニバーサルデザイン書体。学習指導要領に準拠し、ディスレクシア（読み書き障害）、ロービジョン（弱視）などに配慮している。

　「eboard」のデジタルドリルの問題文、解説文などでは「UDデジタル教科書体」を選択することができる。書体の選択肢を増やすことにより、読みに困難を抱える子どもなどが学習に取り組みやすくなることがある。