マイナビは、2025年3月卒業予定の全国の大学3年生、大学院1年生を対象に実施した、「マイナビ 2025年卒 大学生インターンシップ・就職活動準備実態調査~中間総括~」の結果を10月27日に発表した。同調査は、10月5日〜14日の期間に行われ、1353名(文系男子:217名、文系女子:583名、理系男子:251名、理系女子:302名)から有効回答を得ている。
調査対象者に、インターンシップや仕事体験に参加したことがあるかを尋ねたところ、「参加した経験がある」とする回答は、前年より1.9ポイント増の89.5%に達し、2015年10月の調査開始以来もっとも高かった。平均参加社数も、前年より0.3社増の6.0社となっている。
インターンシップや仕事体験の選考(エントリーシートや面接)を受けたことがあるかを尋ねた質問では、「受けたことがあり、1回以上は選考に落ちたことがある」(57.4%)がもっとも多く、「受けたことがあり、すべて通過した」(10.8%)と合わせた割合は68.2%に達した。
参加したインターンシップや仕事体験の募集形態としては、「先着順で参加できるもの」(63.4%)が最多となったものの、「選考通過者が参加できるもの」(62.6%)が前年より6.6ポイント増で続いている。
今後参加したいインターンシップ・仕事体験の特徴を尋ねたところ、「複数日程のなかから参加日を選べる」(53.5%)がもっとも多く、「対面形式で開催される」(51.6%)、「採用選考で有利になる」(50.6%)がそれに続いた。
インターンシップや仕事体験への参加にあたって、困っていることを尋ねた質問では、「参加する時間の余裕がない」(51.6%)が最多となっている。
キャリア形成支援活動への参加状況を、低学年(大学1、2年生)時と大学3年生以降で分けて尋ねたところ、大学3年生以降に参加予定として回答している学生が多く、低学年時では「参加していない」(67.1%)がもっとも多かった。
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