すららネットは、同社が提供するアダプティブドリル「すららドリル」が、石川県加賀市教育委員会で導入されたことを、9月26日に発表した。同市の小中学生約4200人を対象に7月から運用を開始し、9月より本格活用が始まっている。
加賀市教育委員会では、一人ひとりそれぞれの可能性を最大限開花させる教育への変革と、子どもの「今」も「未来」も幸せにするような教育を目指し、2023年から2025年にかけて「加賀市学校教育ビジョン」を打ち立てた。「加賀市学校教育ビジョン」には4つのプロジェクトがあり、「すららドリル」の活用および同社が提供するサービスでプロジェクト実現の一端を担っていく。
学びを変えるプロジェクト
学びを変えるプロジェクトでは、習熟度の確認チェックや個に応じたペース・難易度での学びの環境づくりの構築を「すららドリル」を通じて実現していく。
アダプティブドリル「すららドリル」では「つまずき分析機能(弱点判定機能)」でドリル問題の解答ログをもとに児童生徒一人ひとりのつまずきの原因を特定し、該当箇所に自動的にさかのぼって学習を促す。
また学習時間や課題の取り組み状況、つまずき内容やつまずきに対する復習状況、ドリル正答率など、児童生徒の学習に関するさまざまな指標を定量的に把握できる。このように、学習ログに基づく個別最適学習とAI教材による働き方改革の実現を目指す。
誰一人取り残さないプロジェクト
誰一人取り残さないプロジェクトでは、「すららドリル」のUI/UX、多彩な学習機能、学習への動機付け施策、学習ログの利活用によって、利用者や場所を問わず学校に登校できない子どもたちにも学習機会を提供できる。
- 関連リンク
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア