大阪私学教育情報化研究会と山田進太郎D&I財団は、STEM/STEAM教育における基本的な要点や実践的な授業への組み込み方法、ジェンダー格差をテーマとした「STEAMパワーで生徒の可能性を最大化!総合探究教育セミナー」を、10月21日に現地(大阪私学会館)とオンラインのハイブリッド形式で開催する。参加費は無料。
日本国内では、2022年5月にまとめられた教育未来創造会議の第一次提言の中で「STEAM教育の強化・文理横断による総合知創出」や「理工系や農学系の分野をはじめとした女性の活躍推進」が掲げられ、省庁を中心に施策が進められている。しかし保護者におけるSTEM(STEAM)教育の認知度は低く、本格的に実施できている学校は限られており、ジェンダーギャップ問題についてもその重要性が浸透していないのが現状と言える。
同セミナーでは、これらの課題解決につながるよう、わかりやすくSTEM/STEAM教育の本質に迫りつつ、その具体的な授業への展開方法やジェンダーバランスの問題に関するヒントを提供する。STEM/STEAM教育に関連した科目である「総合探究の時間」の指導に役立てられることを目的としている。
また、文部科学省や経済産業省をはじめとする省庁で委員を務める早稲田摂陵高等学校 教諭/日本アクティブ・ラーニング学会 会長の米田謙三氏や、OECD SSES National Project Managerなどを務める自由ヶ丘学園高等学校 教育戦略室長の今井朝子氏が登壇。STEM/STEAM教育における実践事例を紹介する。
開催日時は10月21日の14時~16時。現地会場は大阪私学会館(大阪市都島区)で、オンラインはZoomを使用して行われる。参加対象は、中学校・高等学校・高等専門学校・大学の教職員、教育委員会などの教育関係者。参加には専用フォームから事前の申し込みが必要となる。なお、現地参加の定員は25名。
イベント内容
- 今さら聞けない「STEM/STEAM教育」の基本(早稲田摂陵高等学校 教諭/日本アクティブ・ラーニング学会 会長 米田謙三氏)
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国内外のSTEM/STEAM教育事情にみる、具体的な活用事例と効果
- STEM/STEAM教育で実施したプロジェクトポートフォリオの紹介と実践方法(自由ヶ丘学園高等学校 教育戦略室長 今井朝子氏)
- パネルディスカッション(米田氏、今井氏、山田進太郎D&I財団)
- ブレイクアウトセッション&まとめ
- Q&Aセッション
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