ライフイズテックは、同社の提供する中学・高校向けプログラミング学習用EdTech教材「Life is Tech ! Lesson(ライフイズテック レッスン)」の導入自治体数が600を超えたことを、9月4日に発表した。
「Life is Tech ! Lesson」の導入は、8月時点で600自治体、全国の中学・高校の4校に1校にあたる4000校以上の公立・私立学校に広がり、約120万人の中学・高校生が利用する。また、17都道府県および186市区町村では、自治体主導で域内の公立中学・高校への導入を行っている。
自治体での導入背景としては、中学校でのプログラミング学習領域の拡大や、高校での共通必履修科目「情報I」新設、2025年からの大学入学共通テストへの「情報」の新設などを受けて、情報・プログラミング分野における学習環境と指導体制の充実が求められていることが挙げられる。その一方で、教え手不足や学校間格差など、自治体・学校での環境整備は十分に図られているとは言えない。
こういった課題を解消するため、GIGAスクール構想で整備された1人1台端末を活用しつつ、質の高いデジタル学習を届けるべく、「ライフイズテック レッスン」を地域共通のプラットフォームとして導入する動きが加速している。
「ライフイズテック レッスン」は、中学・高校それぞれのカリキュラムに対応したブラウザ完結型のEdTech教材。プログラミングの実習環境をシームレスに活用でき、生徒が各自のペースで進められる個別最適な学習を実現する。教員向けサポートが充実しており、模擬授業動画や授業スライド、教科書別の指導案、観点別評価指標などの支援ツールやカスタマーサポートなどが提供される。
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