中高生向け探究学習プログラムを開発・提供する教育と探求社は、鹿児島市教育委員会より「未来探究プログラム」の運営を受託したことを、8月10日に発表した。
同社は、地域の可能性を発見しイノベーションを生み出す地域探究プログラム「engine(エンジン)」を提供している。
今回、musuhiの協力のもと同プログラムを活用し「かごしま探究プロジェクト(かごたん)」を開始する。
同プロジェクトでは、生徒は「地域イノベーター」として、企業のリソース(事業の特色や強み)と、地域のリソース(魅力や可能性)をかけ合わせ、地域をより良くする「イノベーションプラン」を考え、企業に提案する。
生徒が学校の正規の授業で約半年間かけて同プロジェクトに取り組む中で、企業は複数回にわたり学校を訪問する。企業側は教室の中で対話的な姿勢をベースに、生徒の自由で大胆な発想に触れ気づきを得ながら、自分ごととして生徒のイノベーションプラン作りに伴走する。
本年度は、公立中学校4校(喜入中学校、郡山中学校、西紫原中学校、吉野東中学校)、15学級(約600名)の生徒と地元企業12社が協働する。
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