グローバルな英語4技能テスト「IELTS(アイエルツ)」を運営するIDP Educationは、佼成学園中学校・高等学校を「IELTS推進校」に認定したことを、8月8日に発表した。日本における認定は本事例が初となる。
日本国内で注目が高まる英語4技能テスト「IELTS」は、海外留学や就労、移住といった多くの場面で英語力を測る試験として、世界1万1000以上の機関で採用されている。
近年、海外大学への進学を志望する高校生が増加している一方、日本国内の大学でも英語外部検定を利用した入試制度の導入が進んでいる。そうした状況下で、「IELTS」を受験する高校生は年々増えており、今後も高校生の英語力を測るひとつの指標として広く活用されることが期待されている。
佼成学園中学校・高等学校は、2021年に「グローバルコース」を開設した。ネイティブ教師によるオールイングリッシュの授業を基本に、国内外の大学進学に必要な英語4技能と英語での論理的思考スキルの習得を目的とした教育を実践している。
同校は、2022年よりIDPと連携を開始した。同社は同校のグローバルコースの目標に合わせ、「IELTS」に関する知見とリソースを活かしたアドバイスや支援を提供している。
具体的には、同社公認の「IELTS」問題集を活用した試験対策授業の実施や、「IELTS」エキスパートによるワークショップ、公式模擬試験・本試験の団体受験など、「IELTS」に関わる取り組みを行ってきた。
今回、「IELTS」を目標にすえた先進的な英語教育に加え、グローバルな進路を支援する学校の取り組みが評価され、「IELTS推進校」の認定に至った。
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