ビデオ中心のAIoTソリューションおよびサービスを提供するDahua Technology(ダーファ・テクノロジー)は、ハードウェアとソフトウェア機能、およびその他の製品を組み合わせ、幼稚園から高等学校までの教室でのインタラクティブ学習を強化する、Dahua DeepHubスマート教室ソリューションを、7月31日に発表した。
同社は昨年、「Dahua DeepHubスマートインタラクティブホワイトボード」を発表した。それに続き本年、文教向けにLiteシリーズ(DHI-LPH65/75/86-ST420)とProシリーズ(DHI-LPH65/75/86-ST470-P)を発表した。
両シリーズとも、65インチから86インチまでの4Kディスプレイを搭載している。Liteシリーズはコストを重視している一方、Proシリーズは8コアの高性能処理CPUや65W PD充電対応のType-C、オプションのプラグインカメラ、8つのアレイマイクを内蔵するなど、ハイエンド機能を追加している。
加えて、さまざまな科目の教育ツールを提供する「DeepHubクラス」、図形や手書き文字の認識、オンライン画像や動画の検索機能を実現する「DeepHubキャンバス」、ふせんや投票、画像、動画、および描画機能を活用してクリエイティブなアイデアを集める「DeepHubボード」、デバイスの状態表示や遠隔アプリケーションのインストール、遠隔制御、レポートのエクスポートなどの管理機能を提供する「DeepHub MDM」の、4つのソフトウェアも発表した。
Dahua DeepHubスマート教室ソリューションは、特に講義、セミナー、ハイブリッド、および共有の、4つの典型的なデジタル教育シナリオに対応して設計されている。
講義シナリオでは、教師はクラウドストレージをふくむさまざまなツールを用いて、場所の制限を受けることなくどこでも授業の準備ができる。
セミナーシナリオでは、DeepHubボードを使用して自由なキャンバス上で学校・施設間を超えたコラボレーションを可能にする。
ハイブリッドシナリオでは、教師はオンライン・オフラインの学生双方に対話を行い、リアルタイムで学習状況を把握できる。
共有シナリオでは、Dahua DeepHubに内蔵された録画ソフトウェアが、ワンクリックでのコンテンツ共有をサポートし、授業後の復習に役立てられる。
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