マイナビは、2024年卒業予定の全国の大学生、大学院生を対象に実施した「マイナビ 2024年卒大学生 活動実態調査(6月)」の結果を、7月7日に発表した。同調査は、6月24日~30日の期間に行われ、2472名(文系男子:517名、文系女子:1062名、理系男子:423名、理系女子:470名)から有効回答を得ている。
調査結果によれば、2024年卒学生の6月末時点での内々定率は、前月比9.3ポイント増の79.5%だった。
平均内々定保有社数は、前月比0.3社増の2.5社となっている。
未内々定の学生に、現在就職活動で困っていることを尋ねたところ、「面接を通過できない」(50.9%)がもっとも多かった。
具体的には、「練習通りに面接選考に臨んでいるが、どうしても最終面接まで進むことができない」「最終面接まではいくが、そこまでしか行けない。緊張しすぎてしまって、面接がうまくいかない」といった、最終面接関連の悩みが多く寄せられている。
入社後の配属先(勤務地・職種)に対する考えとしては、「勤務地・職種ともに自分で適性を判断して、選びたい」(54.0%)が前年に引き続いて最多となった。勤務地については、「勤務地を自分で選びたい」という回答が前年よりも1.2ポイント増の86.9%に達している。
入社後の配属をいつ知りたいかを尋ねた質問では、入社前(「内定通知前の面談・面接」「内定通知と同時」「内定式」「内定通知後から入社前まで(内定通知時、内定式は除く)」)が前年より1.7ポイント増の87.7%を占めた。
内々定を得た企業に対して、入社後の配属先について希望を伝えたことがあるかを尋ねたところ、「自ら伝えたことがある」とする回答が40.9%に達し、「企業側から希望を聞かれたので答えた」は27.3%となっている。
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