25年卒学生、7割超が仕事選びで社会課題の解決に貢献できるかを「意識する」と回答【学情調査】

　学情は、2025年3月卒業（修了）予定の大学生・大学院生を対象に実施した、「社会課題の解決」に関するアンケート調査の結果を6月12日に発表した。同調査は、学情が運営するダイレクトリクルーティングサイト「あさがくナビ2025」来訪者に対して5月15日～30日の期間に行われ、551名から有効回答を得ている。

　調査対象者に、仕事選びにおいて社会課題の解決に貢献できるかを意識するかを尋ねたところ、「意識する」（26.7％）と「どちらかと言えば意識する」（45.0％）を合わせた割合が7割超を占めた。学生からは、「仕事を通して社会に貢献したい」「社会に貢献していると、実感できる仕事をしたい」「社会や他者の役に立つことが、やりがいにもつながると思う」といった意見が寄せられている。

　自身が仕事を通して解決したい課題について尋ねた質問では、「身近な課題」と「どちらかと言えば身近な課題」を合わせた割合が58.6％に達し、「地球規模の課題」と「どちらかと言えば地球規模の課題」を合わせた割合（23.6％）の2.4倍に達した。学生からは、「まずは周りの人を大切にし、その輪を広げていきたい」「目の前の課題の積み重ねが、国や地球規模の課題にもつながっていると思う」といった意見が寄せられている。