学情は、2024年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に実施した、「内々定の獲得状況」に関するアンケート調査の結果を、5月9日に発表した。同調査は、学情が運営するダイレクトリクルーティングサイト「あさがくナビ2024」来訪者に対して、4月21日~30日の期間に行われ、597名から有効回答を得ている。
調査結果によれば、2024年卒学生の5月度の内々定率(4月末時点)は、3月末時点から15.0ポイント増の64.3%と、大きく伸長した。前年同時期(56.9%)を7.4ポイント上回り、内々定出しの早期化が顕著になっている。
文理別では、理系が前年同時期比7.4ポイント増の78.4%、文系が前年同時期比7.4ポイント増の57.1%と、ともに前年同時期を7ポイント強上回った。理系の内々定率は8割に迫っており、すでに前年の5月末調査時(78.1%)を上回っている。
就職活動を行っている学生は、3月末時点の84.3%から1か月で72.0%まで下落しており、内定(内々定)を獲得して就職活動を終了した学生は25.8%に達した。
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