カシオ計算機は、デジタルノートや辞書などICT教育に幅広く活用できる機能を1つに統合したICT学習アプリ「ClassPad.net(クラスパッド ドット ネット)」において、発音を含むスピーキング練習アプリ「プロンテストシリーズ」や構文解析アプリ「enHack」といった、英語学習に役立つ外部アプリとの連携機能を追加し、4月25日に提供を開始した。
「ClassPad.net」は、辞書やリスニング教材、用語集といった電子辞書「EX-word(エクスワード)」から厳選した教材をはじめ、デジタルノート、教員と生徒間のやりとりをサポートする授業支援機能、数学ツールを統合したICT学習アプリ。
今回、「ClassPad.net」との連携機能が追加された英語のスピーキング練習アプリ「プロンテスト」シリーズでは、英語の発音判定・矯正指導を受けられる。構文解析アプリ「enHack」は、構文や係り受け構造の解析など効率的な英語学習に役立つ機能を備えている。今回追加された連携機能によって、「ClassPad.net」上の辞書や単語帳で調べた英文の解析が可能になったほか、「ClassPad.net」にログインしていればIDとパスワードの入力が不要で、各アプリをスムーズに使用できる。なお、連携するアプリは一部制限のある無償版を搭載し、有償版は「ClassPad.net Store」でコンテンツごとに追加で購入するようになっている(「enHack」有償版は2023年中に発売予定)。
学習効率を高めるためのアップデートとしては、英検の過去6回全問題集、GTEC過去問題集を追加コンテンツでラインアップする。また、国語便覧での検索機能や漢和・漢字辞典への「単漢字を読み/画数から探す」検索の追加、学校の教員から要望の多かった複数の教員を授業に登録、転出への対応機能の追加が行われている。
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