ソースポッドは、函館市および函館市教育委員会において、アカウント漏洩による不正アクセス対策として、同社が提供する漏洩アカウント自動検知サービス「SPC Leak Detection」が導入されたことを、4月12日に発表した。
これまで函館市・函館市教育委員会は、ネットワークを守る三層分離の対策に取り組み、厳重な情報管理体制を構築してきた。その結果、アカウント漏洩を端に発する被害に遭遇したことはなかった一方で、利用者本人が意図せず漏洩してしまうケースを防ぐことや、その漏洩を把握する手段の難しさに、課題を感じていた。
今回導入された「SPC Leak Detection」は、アカウント情報の漏洩を自動・恒常的に検知し、三層分離環境におけるリスクの可視化に貢献する。情報が漏洩しないようにする受け身の対策から、先手を打って被害やトラブルを未然に防ぐアプローチへの転換を可能とした。
また同市では今後、業務システムにインターネットサービスを活用するβモデル等への移行や、教育委員会で開始されているGIGAスクール構想における活用も見据え、「SPC Leak Detection」のさらなる活用を検討していく。
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