イー・ラーニング研究所は、子どもを持つ保護者を対象に実施した、「新学年ならびに教育のゲーミフィケーションに関する意識調査」の結果を3月15日に発表した。同調査は、2月3日~27日の期間に行われ、386名から回答を得ている。
調査対象者に、コロナ禍前と比較して、新学年への不安は増えたかを尋ねたところ、「増えた」とする回答が約半数を占めた。
コロナ禍前よりも新学年への不安が「増えた」と答えた人に、具体的な不安の内容を尋ねた質問(複数回答)では、「対面でのコミュニケーションをしっかりとれるか」「学習の中でデジタルを利活用できるか」が上位となっている。
新学年に向けて、新しい学習法を取り入れたいと思うかを尋ねたところ、「取り入れたい」とする回答が9割超を占めた。
新学年に向けての準備で、親が行った方がいいと思うものとしては(複数回答)、「デジタル環境の整備」が6割超で最多となり、「メンタル面のサポート」が半数超でそれに続いている。
教育にゲーミフィケーションを取り入れることへの賛否では、「賛成」とする回答が9割超を占めた。
どのような教育においてゲーミフィケーションを取り入れてほしいかを尋ねた質問(複数回答)では、「金融教育」が7割超でもっとも多く、以下「英語」「プログラミング教育」が続いている。
教育にゲーミフィケーションを取り入れる上で注意が必要だと思うこととしては(複数回答)、「現実にも活かせる学びになっているか」が6割超でもっとも多く、「身につく学びになるか」が半数超でそれに続いた。
自宅学習において重要な要素を尋ねたところ(複数回答)、「自立してやれる」が7割超で最多となり、「飽きずにできる」が約6割でそれに続いている。
自宅学習でゲーミフィケーションを取り入れる場合に、どのようなものがいいかを尋ねた質問(複数回答)では、「家族で取り組める」が約7割でもっとも多かった。
- 関連リンク
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア