バイタリフィは、オータケとベトナムでのオフショア開発契約を締結して小中学校向け授業支援ツール「EduαCloud(エデュアルファクラウド)」を開発し、2月17日にリリースした。
オータケは、これまでも教具メーカーとしてさまざまな教育ツールを提供してきた。昨今、急速に教育のデジタル化が進む中で今まで以上に教員や児童生徒の学習に役立てる教育ツールを開発したいという思いから、デジタル教具の活用により一斉学習の授業を効率化し、協働学習や個別学習などにも利用できる「EduαCloud」の開発に至った。
「EduαCloud」は、教具メーカーの豊富な教育素材「デジタル教具」をアプリ内で自由に使用できるツール。すぐに授業で活用できるように、単元ごとに必要なデジタル教具がパッケージされており、豊富なデジタル教具の中から必要なデジタル教具を検索で瞬時に見つけることが可能。板書をデータで確認・共有できるデジタル板書機能や、黒板の板書の内容を撮影しアプリ内に記録できる機能、時間割管理、グループ学習の際に共同で作業ができる機能などが搭載されている。また「先生用画面」と「生徒用画面」があり、教員が指導しやすく生徒が授業を理解しやすくなるよう、それぞれに使える機能が振り分けられている。
バイタリフィは、スマートフォンアプリ、Webサービス、システム開発とそれらの保守運用を軸に、AIチャットボット提供、オンラインストレージ共有サービス、SNS運用代行、などさまざまなものづくりをデザイン・制作・開発・運用までワンストップで手掛けている。
オータケは、学校向けの教具製造メーカーとして設立以後一貫して教育ツールを開発・製造している。
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