日本電気(NEC)は、学習eポータル「Open Platform for Education(OPE)」に連携する学習コンテンツを1月に拡充した。新たに12社のコンテンツと連携するとともに、学習eポータルの強みである端末のログオンと各社学習コンテンツのログイン時のID/パスワード統一が可能なシングル・サイン・オンによって、シームレスな接続を実現している。
同社は、一部文部科学省が提供するCBTシステム「MEXCBT」に対応した学習eポータルに加えて、教育DXを見据えてあらゆる学習コンテンツとシームレスな接続を実現すべく、連携コンテンツの強化を図ってきた。
さまざまな企業が学習eポータルを立ち上げる中で、教育委員会からの「結局どのポータルサイトがよいのかわかりづらい」という意見や「どのようなことができるのかわかりづらい」といった意見を受けて、わかりやすい情報提供を行うべくOPE公式サイトのリニューアルを行い、NECの特徴を明確にしている。
今回の学習コンテンツ拡充では、同社が独自に連携するベンダー各社を特集ページにて紹介するとともに、AIドリル、英会話、プログラミングといった、昨今の教育現場から求められる教材に対応したコンテンツを用意した。
NECが独自提供する教材は以下の通り。
- すららドリル/公立高校版すらら
- Terra Talk
- ロジカ
新たに連携した学習コンテンツは以下の通り。
- tetoru
- SKYMENU Cloud
- navima
- GIGA基礎英語 NHK出版
- EnglishCentral
- Brain+
- ClassPad.net
- まんがひみつ文庫
- らっこたん
- InterCLASS by CHIeru
- EEvideo読解トレーニング(サイト未掲載)
- お助けネットクラウド(サイト未掲載)
サイトのリニューアルにあたっては、NECの教育ソリューションにおける2つの大きなサービスについて、特徴を明示することで同社の強みを紹介する。また「OPE」のロールモデルとなる自治体として、山陽小野田市を紹介。同市では、学習eポータル×AIドリルを用いた具体的な活用方法を網羅することで、あらゆる教材へのシームレスな接続を実現する。なお、活用事例は今後も順次アップデートを予定する。
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