ヴィリングは、行政・教育関係者を対象としたSTEAM教育に関する日米共同特別セミナー「教育現場で実践すべきSTEAM教育とは?~世界最先端のSTEAM教育を実践・研究する米国タフツ大学~」を、2月15日にオンラインで開催する。参加費は1500円。
同セミナーでは、実践型STEAM教育を行うアメリカのタフツ大学CEEO(Center for Engineering Education and Outreach)のメンバーを迎え、日米の教育環境の比較や現代の教育課題に対するSTEAM教育の高い有効性、日本の教育現場でSTEAM教育を促進するために必要なことなどを明らかにする。
AIやIoTなどの急速な技術の進展により社会が激しく変化し、多様な課題が生じている今日において、文理の枠にとらわれない知識や技術を習得し、それらを課題の発見・解決および社会的な価値の創造に結びつけていく資質・能力の養成が強く求められている。
その中でもSTEAM教育は「各教科での学習の終着点を試験への対策だけではなく、実社会での問題発見と解決に展開するために必要な教育」として、日本の教育政策の大きな柱の1つになっている。
ヴィリングは早くからその重要性と日本の子どもたちへの親和性の高さに着目し、2015年から全国の公立小学校でプログラミング教育指導法の教授をスタート。2021年からは、徳島県松茂町においてプログラミングだけにとどまらないSTEAM教育授業の支援も開始した。
これまでに同社が蓄積してきた公教育におけるSTEAM教育の知見を、STEAM教育の実践に関する世界の最新事例を交えながら多くの行政・教育関係者に共有するため、同企画が実現されることとなった。
モデレーターはヴィリング代表の中村一彰氏と、組織開発やキャリア開発を行っているレゴ シリアスプレイ メソッド アジア地区初のトレーナーである石原正雄氏。実践型STEAM教育に精通する2人の意見や日米の事例を交え「日本の教育現場でSTEAM教育の実践を促進していくために、行政・教育機関がすべきことは何か?」という問いに答えていく。
開催日時は2月15日の16時~18時で、Zoomを使用して行われる。参加対象は、行政・学校関係者。参加には事前の申し込みが必要。なお、期間限定でアーカイブ視聴も行われる。
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