GMOメディアが運営するプログラミング教育メディア「コエテコ byGMO」は、船井総合研究所と共同で実施した「2018年 子ども向けプログラミング教育市場調査」の調査結果を、4月23日に発表した。
「2018年 子ども向けプログラミング教育市場調査」は、平成30年3月~4月の期間に、ロボット製作とプログラミングをかけ合わせて学ぶロボット・プログラミング教室や、プログラミング学習に特化したプログラミング教室を対象に実施されている。
同調査によれば、プログラミング教育の市場規模は平成25年(2013年)には6億6200万円だったが、平成30年(2018年)には約13倍の推計90億7100万円に拡大する見込みである。急激な市場拡大は、2020年に開始される小学校でのプログラミング教育必修化を背景にしたものと考えられ、2023年には平成25年の約34倍となる226億4000万円に達すると予測される。
プログラミング教室の数は、平成25年には750教室(ロボット・プログラミング教室が93.3%、プログラミング教育に特化したプログラミング教室が6.7%)だったが、平成30年には約6倍の4457教室(ロボット・プログラミング教室が76.8%、プログラミング教室が23.2%)に拡大している。
こういった傾向から、2023年にはプログラミング教室の数は1万1127教室(平成25年の約15倍)に拡大するとともに、プログラミング技術の習得に特化した「プログラミング教室」が主流になっていくと予想される。
【関連リンク】
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・「コエテコ byGMO」
・「2018年 子ども向けプログラミング教育市場調査」
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