EDUCOMは、同社が提供する統合型校務支援システム「EDUCOMマネージャーC4th(以下、C4th)」において、新グループウェア「連絡・共有」機能のリリースを、12月23日に発表した。
全国の小中学校でGIGAスクール構想による1人1台端末が普及し、子どもたちのICT機器の活用が広がっている。また、学校現場では教職員同士の情報共有におけるICT活用が進められているが、保護者からの連絡や毎日の職員会議など口頭・書面での伝達事項も多く、対応できていない課題も残っている。
同社は、これまでも学校現場での効率的な情報共有をサポートするため「C4th」のグループウェア機能を提供してきたが、全国の自治体や小中学校からはさまざまな課題や要望が寄せられてきていた。この度、学校からの声をもとに、さらに学校に寄り添い新しい価値をもったコミュニケーションツールを提供すべく、新たなグループウェアである「連絡・共有」機能のリリースに至った。
今回リリースされた同機能では、これまでのグループウェア機能と同様、任意のグループ・個人宛てにメッセージ送信(予約)ができるほか、重要・未読情報のボード表示やタグによる通知内容の分類ごとの表示など、新たに情報の見落としを防ぐ機能も充実させている。
さらに「役割」機能をあわせて利用することで、教務部・研究部など、校務分掌(学校運営における教員に割り振られる役割)ごとのやりとりにも役立てられる。
また、アンケート機能を充実させることで双方向コミュニケーションを促し、教職員同士の協働的な関係づくりに寄与する。集計結果のグラフ生成もボタンひとつで行うことができ、今後は集計結果をExcel出力する機能も開発される予定。
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